デリケートゾーンに白いカスみたいなものが出てきたことはありませんか?
このカスみたいなモノってなんだろう?
と気になったことがある方いらっしゃると思います。
白いカスの正体
このデリケートゾーンに出る白いカスは、デリケートゾーンの肌から出る垢です。
場合によっては白いカスが出た場合はカンジダというケースもありますが、カンジダの場合は炎症やかゆみなどを引き起こしますので、そういった症状がない場合は垢だと思って問題ありません。
垢って聞くと不潔なイメージがするかもしれませんが、ふつうのお肌もこすれば垢は出てくるものです。
というのも、デリケートゾーンは薄いと言えども普通のお肌と同じなので、
ターンオーバーをし、古い角質が表面に上がってきたものが垢として出てきます。
デリケートゾーンの垢が溜まる理由
垢は、古い角質や皮脂や汗が混ざった汚れのことです。肌の細胞が生まれ変わる時に、表面の角質が剥がれ落ちて新しい角質が出てくるのですが、この古い角質が肌の表面に残っていると皮脂や汗と混ざって垢になります。
・尿やおりもの
デリケートゾーンは皮脂や汗などだけではなく、尿やおりものなども混ざりますので、垢になりやすいのです。
・落としきれない汚れ
デリケートゾーンの形状はヒダ状に入り組んでいるので、洗い流しきれなかったりして溜まりやすいというのも理由としてあります。
垢が溜まるとどんなトラブルがある?
垢は古い角質と汗や汚れなどが混じって出来たものですので、雑菌が繁殖する格好のエサとなります。
従って、垢が溜まると
- ニオイが強くなる
- かゆみが出る
- 肌の抵抗力が弱まる
- 炎症が起きやすくなる
といったトラブルが発生しやすくなります。
特に、デリケートゾーンのお肌は薄くてデリケートなので、垢が溜まったままにしていると他のお肌よりも繊細なため、トラブルに見舞われやすくなりますので、垢が溜まらないように清潔にしたいものです。
デリケートゾーンに垢が溜まらないようにするには?
簡単に言うと、垢が溜まらないように、細部まで丁寧に洗うということになります。
たくさんの石鹸を付けてタオルでゴシゴシはNG
デリケートゾーンは薄いため、保水力が弱く、強く洗いすぎると表面の皮脂まで洗い流してしまい、乾燥させることになります。
また、洗いすぎると自浄作用が維持できる弱酸性を保てなくなるため、余計にトラブルを引き起こしかねない状況になります。
洗い方
- ヒダの間まで念入りに洗う
- 洗うときは、指の腹などで優しくなぞるようにして洗う
- デリケートゾーン専用のソープを使う
簡単なことから、デリケートゾーンがトラブルにならないように日頃から気を付ける必要があります。
まずは、丁寧に洗うことから見直してみましょう。