Q,Vラインが黒ずみやすいのは何故でしょうか?
A,太ももの付け根は、下着などによる摩擦が起こることでメラニン色素の生成を誘発し、黒ずむ傾向があります。屈折をしている部分でもあるのでメラニンを含む老廃物やも滞りやすくなって色素沈着になりやすい部分です。一度黒ずんでしまうとすぐに戻せるものではないので、普段からのお手入れが大切です。
Q,デリケートゾーンの色はどのような色が理想的なのでしょうか?
A,生まれながらのメラニン色素の量や、年齢によって人それぞれ全く違うと言われています。デリケートゾーンの黒ずみの色や度合いは、本来の肌の色によって個人差があります。地肌に限りなく近いお肌が理想とも言えますが誰でも多少の黒ずみはあります。そのため、どの色が理想というのは一概にいえませんが、肌より濃い茶色や地肌に関係なく目立つレベルであれば黒ずみはひどい方だと考えられますので黒ずみのケアをおおすすめします。
Q,黒ずみになりにくい下着はどのようなものがおススメですか?
A,デリケートゾーンは入浴時を除けば、24時間ずっと下着や衣類による刺激を受けています。そのため、日々の刺激をできる限り軽減させ自分に合った下着のサイズや形状、そして素材を見直してみることは大切です。サイズがきつく、締め付けの強い形のものでは、強く当たるところが黒ずんできてしまいます。そして、素材も、綿(コットン)や絹(シルク)、吸湿速乾加工を施した線維が、お肌への刺激が少なく通気性もいいのでオススメです。形状もビキニラインの黒ずみが気になる場合は、ボクサータイプのショーツがこすれにくいのでオススメです。オンとオフでショーツをはき分けるのはいかがでしょうか。
Q,自宅で簡単にできる黒ずみケア方法はありますか?
A,デリケート専用のクリームでケアをする事をおススメします。黒ずみの原因であるメラニンの排出と、メラニンそのものの抑制が黒ずみケアのカギとなります。それを繊細な肌向けの専用クリームなどの保湿性の高いケアアイテムを用い、お肌を守りながら黒ずみの原因に働きかけるようにケアをしましょう。
Q,クリニックの黒ずみケア方法は何ですか?
A,クリニックでは、メラニンの合成を強力にブロックする、ハイドロキノンクリームやレチノイン酸クリームを処方してもらえます。また、ビキニラインや外性器周りのレーザー脱毛は、ムダ毛だけだはなくメラニンも効率よく減らしてくれます。そのほか、ケミカルピーリングで古い角質を落として肌代謝を促す方法や黒ずみを手術によって除去する方法もあります。
Q,デリケートゾーンの黒ずみ改善は時間がかかるものなのでしょうか?
A,デリケートゾーンはメラニン活性が高く、お肌が薄くてトラブルを起こしやすいため、色素沈着を起こしやすい部位です。そのため黒ずみの改善は時間を要します。何かをしてすぐに黒ずみが良くなり、美白になるということは難しいものです。根気強く続けていく必要があります。
Q,デリケートゾーンの血行促進をするメリットを教えてください。
A,専用オイル配合のエッセンスでマッサージする事で血行が良くなりお肌が柔らかくなってくるため、外陰部の萎縮改善効果があります。できる事なら毎日1回1分程度マッサージすることがおススメです。皮膚を柔軟にし保湿されるのはもちろん、血行を促進して、メラニンを含んだ老廃物を俳出し、出産などで傷んだ膣の粘膜を修復することができます。ターンオーバーが正常だと、メラニン色素をスムーズに排出できます。
Q,小陰唇が黒ずんだり、肥大する原因はなんでしょうか?
A,小陰唇の肥大に関しては、一般的には遺伝によるものや、思春期や妊娠、閉経といったホルモンバランスの変化も影響するといわれていますが、日々の環境や摩擦、老化も一つの原因です。小陰唇が肥大した人は常に肥大した小陰唇がこすれるため刺激を受けている状態にあるため、黒くなりやすいのでケアをして大陰唇をふっくらさせ外的刺激からガードをしましょう。特に、妊娠時はホルモンの影響で、黒ずみになりやすくなる傾向があります。
Q,デリケートゾーンの黒ずみの原因とメラニンについて教えてください。
A,デリケートゾーンの黒ずみは、顔にシミができることと同じで、紫外線・締め付け・摩擦などの外部刺激を受けることで肌を守るためにメラノサイトからメラニン色素を大量に放出することで起こるメカニズムとなっています。さまざまな刺激によって生成されてしまうメラニン色素ですが、メラニン色素を作り出してしまう『刺激』こそが黒ずみの原因となっているため、メラニン色素自体が作られることを防いだり、作られてしまったメラニン色素を蓄積させず排出することで黒ずみを解消できます。
Q,加齢臭はデリケートゾーンの臭いと関係がありますか?
A,あります。加齢臭は女性ホルモンが減少しだすと強くなります。何故ならば女性ホルモンが皮脂腺の抑制をしているためです。女性ホルモンが減ると皮脂腺の抑制が効きにくくなり、より加齢臭が出やすく、臭いが強くなりやすくなります。同じく、デリケートゾーンも加齢臭がしやすくなるのでケアが必要です。
Q,デリケートゾーンのにおいの種類で何の症状かわかりますか?
A,一概に断定はできませんが、一般的なところで言いますと、オリモノが出てすぐににおう場合は膣内の感染症が疑われます。デリケートゾーンのにおいはオリモノなどをエサに雑菌が繁殖して発生するものですから、お風呂から上がってすぐに臭い場合も感染症か、洗い方に問題があります。上手に洗えていないと皮膚に残った垢が匂うこともあります。すぐににおわないけど後から匂ってくる場合は時間が経ってから雑菌が繁殖している証拠です。
Q,においの原因と食生活に関係があるのでしょうか?
A,食生活が肉食に偏りすぎると、体臭がきつくなる傾向にあります。動物性たんぱく質はアポクリン腺を活発化させる作用があるので、食生活が欧米化している日本においても、わきが体質の方が増えてきているといわれています。緑黄色野菜を取り入れたアルカリ性の食事をすると臭いの対策に有効的です。
Q,生理前になると臭いはきつくなりますか?
A,場合によっては少量の血液などが混じってくる時期です。また、おりものの量も増えてきます。この時期は体調に不調が出始める時期ですので、免疫力が下がり、自浄作用が弱まって雑菌の繁殖が増えた場合、おりものなど匂う場合があります。
Q,生理中の臭いの対策はどうしたらよいでしょうか?
A,生理中は、通気性のよい服を着るように心がけると良いでしょう。生理用ナプキンは、ポリエチレン、ポリエステルなどの石油由来成分でできており、吸収性を追求することでムレやすくなっています。締めつけのきついジーンズやガードル、ストッキングなどを長時間履いているのも、ムレて臭いの原因になってしまいます。
Q,恥垢が溜まっていると何故、臭いやすくなるのでしょうか?
A,女性の性器は外からの雑菌の侵入を防ぐため常におりものが分泌されています。生理期間中はそのほかに血液が分泌されます。また、女性器の周りはアポクリン腺が多く存在し、汗も分泌物を多く含んだ汗が多く分泌されます。このように、女性器は一年中分泌物が分泌されている状態なのです。構造上必然的に恥垢も溜まりやすく、かつニオイも発しやすくなるのです。恥垢は分泌物などのカスですから、これに雑菌が繁殖すると不快なにおいを発してしまいます。
Q,頭皮のパサつきは女性器の乾燥につながりますか?
A,頭皮は女性器や肛門の状態を表しているとも言います。頭を使いすぎて神経が緊張している人、気分転換が上手くできない人、不安を抱えている人、働きすぎて疲れがたまっている人は頭皮が硬かったり部分的にむくんでブヨブヨになっていたりします。頭頂部にある百会というツボは脱肛や子宮下垂に効果があるとされているのでこまめに触ってほぐしてあげて下さい。
Q,骨盤底筋群の状態とお尻の形は関係しますか?
A,膣や会陰が冷えて硬くなると、骨盤底筋群が衰え、お尻の肉が垂れてきて臀部の膨らみが失われ、へこんできます。お尻には体調や骨盤内の状態だけでなく、脳の疲労度や心の有り様までがあらわれます。
Q,大陰唇とはどのようなものですか?
A,大陰唇の役割は、衝撃などから性器を守り、内側の生殖器と尿道口を保護すること。そのため、大陰唇は脂肪がついてふっくらとしています。つまり「女性器を守る脂肪組織」ということです。女性器を守る役割をしているので、やはり適度にふっくらしているのが好ましいと言えます。
Q,外陰部がたるんできたときの対処方はありますか?
A,加齢が原因でたるんできた場合は、若々しい肌を保つために、毎日保湿をしっかりし骨盤底筋群を鍛え子宮周りを締め付けず冷やさないすることを心がけましょう。又、専用のクリニックやサロンでダイレクトにエイジングケアをする事も1つの方法です。
Q,外陰部におきるトラブルはどのようなものありますか?
A,外陰部とは、外性器とも呼ばれる、陰核(クリトリス)、大陰唇、小陰唇、膣口などを含む部分を指します。ナプキンや下着によるかぶれから膣炎、ヘルペス、バルトリン腺のう胞・バルトリン腺炎、外陰掻痒症、尖圭コンジローマ、外陰がん、誰でも経験するような「かゆみ」のような症状から「がん」のような病気まで程度もさまざまです。正しい陰部のケアを行いトラブルを未然に防ぎましょう。
Q,小陰唇の大きさで悩んでいます
A,小陰唇の大きさは、人それぞれです。ふっくらとした大陰唇におおわれて割れ目の中におさまり、外部から見えない場合もあれば、割れ目からはみ出し垂れ下がっている場合もあります。ほとんどの方が左右の形が対称的で同じ形であることは少なく形が違うことが多いです。毎日のデリケートのひだ専用ケアで皮膚が引き締まり形もキレイに整ってきますが直ぐに大きさを小さくしたい場合はクリニックで手術でカットし形を整える方法があります。
Q,すそわきがのケアについてどのようにすればよいでしょうか?
A,わきが臭に関してはアポクリン汗腺が大きく影響しています。アポクリン腺から出る汗は、脂質やタンパク質を多く含んでいて、常在菌の餌となりやすく、また、常在菌の嫌いな塩分もほとんど含まれていない為、常在菌が繁殖しやすいのです。菌が繁殖しないように丁寧に洗って保湿してあげればすそわきがの臭いも防げます。
Q,すそわきがとは何ですか?
A,人の身体には「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」という2つの汗腺があります。このうちのアポクリン汗腺から出る汗がわきがの原因とされています。アポクリン汗腺から出た汗に含まれる脂肪や尿素、アンモニアなどの成分が皮脂腺から分泌される脂肪酸と混ざり合って、さらに皮膚にある常在菌によって分解されることで強いニオイが発生します。アポクリン汗腺は、脇以外に耳の中・乳輪周囲・性器・肛門にあり、わきがと同じようなニオイが発生します。陰部(デリケートゾーン)からのニオイは「外陰部臭症」といって、これを通称「すそわきが」と呼びます。
Q,冬場はのデリケートゾーンケア対策はありますか?
A,特に、冬は身体や顔も乾燥しやすいように、デリケートゾーンも乾燥しやすく、敏感になります。そういった時期は、洗いすぎずできるだけ保湿をしっかりと行っていきましょう。コットンに美容液やオイルと浸し数分パックしたりすることをおススメします。体や顔と同じように、保湿を行うことは「かゆみ」「痛み」だけでなく「黒ずみ」「臭い」を予防することにもなるのです。
Q,痒み・かぶれの原因で考えられる原因は何がありますか?
A,デリケートゾーンの皮膚は粘膜に近く、下着で常に覆われていたり、締めつけていたりするため、温度や湿度が高くなり、ムレやすい環境にあります。また、汗をかいたり汚れが付いたりしやすい場所であることから、かぶれを起こしやすくなっています。生理中はもちろんのこと、ナプキンの素材があわない。きつめの下着をつけている。膣の中まで洗ってる。ナプキンの取り換え頻度が少なすぎるなどが原因として考えられます。
Q,デリケートゾーンがかぶれた場合の処置法を教えてください。
A,デリケートゾーンがかぶれた場合は、デリケートゾーンを清潔な状態で保つ事。トイレに行くたびに「かぶれ」や「かゆみ」を感じる部分を「専用のウエットタイプのシート」などでふき清潔な状態を保ちます。ウォシュレットなど洗浄便座で洗浄するのも効果があります。しかし、過度に拭きすぎたり、洗いすぎると、必要な皮脂まで洗い流してしまい、逆にトラブルの元となりますので注意して下さい。
Q,おりものってなに?
A,おりものは、女性のカラダをまもるための大切なものです。子宮頚部、子宮内膜、膣から出る酸性の分泌物で膣内部のうるおいを保って粘膜を守ったり、汚れを排出したり、バイ菌などが子宮内に侵入するのを防ぐ役割があるり、女性のカラダをまもる大切なものです。また排卵時には、ゼリー状に変わり、精子を受け入れやすい状態にします。
Q,おりものが多い時と少ない時があるのは何故?
A,おりものは、女性ホルモンと密接な関係があり排卵期にもっとも分泌量が多くなります 。そして生理周期に合わせて色や粘度が変わります。一般的に、毎月の生理(月経)が終わったあと2〜3日はほとんどおりものが出ませんが、それから排卵期に向けて少しずつ増えてき、排卵期には生卵の白身のような透明のゼリー状のよく伸びるおりものが出ます。排卵後はおりものの量が減り、粘り気のある黄白色のおりものに変化します。こうしたおりものの変化は、女性ホルモンの分泌が正常である証拠で、生理周期を把握するのにも役立ちます。
Q,悪い状態の膣とはどんな状態ですか?
A,老化により膣から潤いが失われると膣壁が薄くなるため膣の中のザラザラやデコボコはなくなってきます。膣壁はつるつるになり膣そのものもだんだん委縮してきてやがてカサカサになります。同時に膣口や会陰も硬くなり、大陰唇や小陰唇はしぼんできます。うるおいがなくなるため膣の中にいる桿菌が減少、膣内の自浄作用が弱まり雑菌にも感染しやすくなります。
Q,おりものにかたまりが出たのですが、異常な事なのでしょうか?
A,女性は、体調や月経周期によりおりものの状態が変化します。通常、おりものは、粘性のある液状ですが、たまに透明なゼリー状のかたまりのおりものが出る場合があります。これは、排卵期によくみられる症状で、これ自体は特に問題があるわけではありません。
Q,おりものシートは使った方がよいのでしょうか?
A,おりもので下着が汚れたままになり、そこから雑菌が繁殖することもあるので、おりものが多い日などはおりものシートを使用する方がいいですが、おりものシートは蒸れやすいため、長時間の使用は避けましょう。オーガニック素材のナプキンや布ナプキンをおすすめします。
Q,排尿時にデリケートゾーンが染みるのですが、何が原因でしょうか?
A,おしっこをした時にしみたり、かゆみがあったり、ヒリヒリとした痛みがある場合は、膣炎の可能性があります。特に、膣炎の中でも病原菌が原因となり引き起こされる炎症として細菌性膣炎、カンジダ膣炎、トリコモナス膣炎、淋菌性膣炎などがあり、排尿時にひりひりしみたり、焼けるような痛みが生じる場合があります。自然に治るということはほとんどないのですぐにお医者さんに診てもらい治療をしましょう。
Q,デリケートゾーンにニキビのようなものが出来たのですが、これは何ですか?
A,デリケートゾーンにできるニキビのようなものはいくつか種類があります。粉瘤・毛嚢炎・外陰ヘルペス・尖圭コンジローマなどです。少しでも、異変を感じたら病院で診てもらい適切な治療をしてもらう様にしましょう
Q,デリケートゾーンにニキビのようなものが出来たときは、どのような対処をすれば良いでしょうか?
A,デリケートゾーンにニキビができた場合は、通気性の良い下着をつけるようにするなど、蒸れや刺激を軽減するように心がけましょう。また、清潔にすることも大切ですが、洗浄力の強いボディーソープなどでゴシゴシと洗ってしまうと、余計に肌を傷つけたり、刺激を与えることでニキビを悪化させてしまうことがあります。極力お肌に優しいデリケートゾーン専用の洗浄剤で優しく洗うようにしましょう。
Q,萎縮性膣炎とはどのような症状ですか?
A,症状としては淡黄色の粘っこいおりものがみられ、外陰部のかゆみや痛みをともない、症状が重いときにはおりものに血液がみられ、このとき膣の粘膜は赤くただれ、膣粘膜からの点状出血が認められることがあります。一般的に、萎縮性膣炎は閉経後、更年期の高齢の女性がなるといわれていますが、ストレスや生活環境やバランスの乱れなどでホルモンバランスが乱れた女性、若年性更年期障害の女性も同様な事が起こる可能性もありますので注意が必要です。
Q,カンジダ腟炎で気を付ける事はなんでしょうか?
A,カンジダ膣炎になった場合、おりものに出る変化はカッテージチーズのようにポロポロしていて、酒粕のような粒が混ざったり、また量も増えます。このような兆候が見られたらカンジダ膣炎の感染を疑い、病院で治療をしてもらいましょう。普段から清潔にしたり、弱酸性を保つようにケアすることである程度の予防もすることはできます。
Q,デリケートゾーンの感染を防ぐにはどのような事に注意すればよいでしょうか?
A,病気を防ぐために日常的に自身で気をつけたいのは、陰部を清潔に保ち乾燥させないこと。毎日のケアとしてやさしく洗い保湿をして下さい。下着は締め付けがあまりない清潔なものをつけましょう。また、疲れやストレスをためないように、きちんと睡眠をとることも大切です。セックスの際は、コンドームを使用するようにしましょう。使用していても感染するケースはありますが、リスクは大幅に減少します。
Q,デリケートゾーンが老化現象を起こすとどうなりますか?
A,デリケートゾーンは日常生活の中で刺激や負担を与えてしまっていることが多く、年齢を重ねると顔と同じように老化していきます。そして体の中で最も老化が進みやすいパーツでもあります。子宮は90%がエラスチンで出来ておりエラスチンは26歳から減少していき40歳では消失すると言われています。子宮の内膜も薄くなり分泌量も減り乾燥しやすくなり様々なトラブル(妊娠・生理不順・子宮脱・お肌のトラブル・機能低下)が出やすくなりますので30代からお手入れが必須です。40歳を過ぎると加速していき老化がもたらす健康上のさまざまなトラブルの原因ともなっていくため、より早い段階からケアが必要になってきます。気になりはじめる前の20代後半くらいから対策を始めておきたいところです。
Q,象さんの肌のような肌質を改善するにはどうしたらよいですか?
A,掻き続けた場所が固く厚い皮膚に変化し、苔癬化してしまいます。これを治すためには毎日保湿をしっかりし、オイルケアやパックをしてお肌を柔軟にすることで血流が良くなりバリア機能をしっかり保つ必要があります。毎日正しいケアすることが出来れば徐々に改善をしていきます。
Q,お尻の黒ずみは何故できますか?
A,お尻の割れ目が始まるあたりに黒ずみがあるなら、ホルモンバランスが悪く黒ずみになっている可能性があります。椅子に座るときにあたるお尻の骨付近は摩擦や夜更かし、寝不足が続くとすぐに黒ずんできますが意識してマッサージすると次第にきれいになってきます。お尻や股間が黒ずんでいる人は顔色もくすんでいることが多いのでお尻の黒ずみをケアすると同時にお顔の色つやも良くなるはずです。
Q,膣周りの正しい洗い方を教えて下さい。
A,手でやさしく洗うことが原則です。大陰唇と小陰唇のヒダを指でやさしくつまむようにして洗い流します。ヒダの裏側に恥垢が溜まりやすくなりますのでより念入りに優しく洗うようにしましょう。洗い残ると病気を招くことになりかねません。又、クリトリス周りも恥垢が溜まりやすく皮を被っている方は内側に溜まりやすくなりますから皮をむくように上に少し引っ張りながらやさしく丁寧に洗って下さい。最後に肛門周りのシワの部分も線に沿って丁寧に洗って下さい。
Q,どんなもので洗浄すればよいですか?
A,ボディソープや石鹸ではなくデリケート専用の刺激の少ないソープで洗って下さい。顔や体とは違い皮膚が薄く、デリケートな部分であるため、ボディソープや石鹸では刺激や洗浄力が強すぎてしまいます。デリケートなお肌の特性に合わせた洗浄力をもち、pHを調整した専用のソープがおススメです。
Q,マッサージは何故行う必要があるのでしょうか?
A,エッセンスケアまたはオイルケアは、加齢による膣壁の劣化や粘液力の低下に対して、潤いを補うために取り入れて頂きたいケアの1つです。潤い効果が得られると同時に、マッサージをすることで血行を促し傷んだ粘膜を修復することができます。乾燥してシワシワになっていた膣にふっくらとした弾力やハリが生まれ、女性器を柔らかくすることにつながります。女性器が柔らかくなるという事は骨盤底筋群が弾力や柔軟さを取り戻してくれるので排泄のトラブルを回避・軽減することができます。
Q,骨盤底筋群とはなんですか?
A,骨盤底筋群とは骨盤の下にあり女性の子宮はもちろん、膀胱や直腸などのお腹の臓器を下から支えてくれているとても重要な筋肉です。骨盤底筋群を鍛えておくことが、妊娠・出産を安全に乗り切るための膣力を上げるだけでなく、骨盤底筋群が衰えた事によって起きる頻尿及び両漏れや子宮脱といった病気を予防するための大切なポイントになります。
Q,効果的な膣のトレーニング方法とは?
A,膣まわりを洗い、マッサージをして保湿をしたら次にとりいれたいのが膣周りの骨盤底筋群トレーニングです。しっかり足を踏ん張るようにして立ちます。膣に意識を集中しさせ、息をふーと吐きながら膣を引き上げる様にしめそのまま3秒程キープします。その際にお尻にペンやタオルを挟んで落とさないイメージをしてください。息を吸いながら元に戻します。どんな場所でも行えるので1日30回〜50回を目標に行って下さい。またかかとを上げたり下げたりを繰り返す運動も効果的です。
Q,生理中のケア方法は?
A,生理中は膣周りがより敏感になっている時期です。しかもナプキンやタンポンを長時間使用することになりますのでこすれたり、ムレるなどして膣周りはいつもより疲弊しがちです。いつもより丁寧に優しく扱って下さい。デリケートゾーン専用のソープでやさしく洗い、洗った後はしっかりと保湿して下さい。経血がたくさん出ている場合はマッサージケアはお休みしましょう。生理中におすすめしたいケアはヨモギの成分が入ったソープで数分泡パックをする事をおススメします。ヨモギには保湿効果も高く血流の巡りを促してくれる働きがあります。
Q,妊娠中はデリケートゾーンのケアをしても良いですか?
A,洗浄や、マッサージなどのケアは妊娠中でも続けて頂く方が良いですが、使用するものについては妊娠中という敏感な時期でもあり、また、体質に合う、合わないもありますので、医師に事前に相談されることをお勧めしております。
Q,更年期のケアにもなりますかで?
A,体と心が不安定になりがちな更年期ですが、しっかりケアをして粘液力の高い膣周りにしておけば症状を軽減できる可能性が高まります。女性は性的刺激を受けて粘液をしっかり分泌できると、更年期障害の予防対策にもなりますのでケアを積極的におススメします。トラブルに悩まされることが減るだけでなく、女性にとって大切な子宮周りを守り、トラブルに対する悩みの軽減から精神面のケアも同時にでき自信回復にも繋がります。
Q,妊娠しやすい体になるには?
A,基本的には生活習慣の見直しや食事の改善、適切な運動などから、体を冷やさない、ストレスを溜めないといった体と心のケアが求められますが、膣ケアをするかしないかによって妊娠率は大きく変わると言っても過言ではありません。ゆるみのない、やわらかくて柔軟性に富んだ良い粘液を出す膣力を付けることが重要です。
Q,骨盤周りをあたためるにはどうしたらよいでしょうか?
A,仙骨を温めることもとても有効です。仙骨とは腰の中央部にあり、背骨の一番下にある三角形をした骨の事です。からだの中央部に位置する土台であり、生殖器のポイントとされています。仙骨を温める方法は産後の骨盤の開きを正すために用いられますが、蒸しタオルやカイロなどをあてて温めることで骨盤底筋群を整えやすくするコツでもあります。
Q,産後のケア方法を教えて下さい?
A,出産前に膣周りのケアをしていると産後のダメージも軽減します。そこに産後のケアを加えることで更に回復が早くなります。産後は骨盤がグラグラで膣は大きな痛みを伴っている状態です。動く事やトイレに行く状態も辛いです。コットンにオイルやエッセンスをたっぷりつけてナプキンの上にのせて会陰に当てるケア方法をおススメします。傷は乾かないようにしたほうが、筋繊維同士が早くくっつきます。オイルやエッセンスは添加物などが入っていないオーガニックなどの高品質なものを選ぶと安心です。産後の痛みを早く治すポイントは乾かさず潤いを与え続ける事。また、冷えると血行が悪くなり、傷の治りも遅くなりますので腰回り全体を温めて体を十分に休めることも大切です。
Q,トイレ後トイレットペーパーの拭き方も注意した方が良いでしょうか?
A,トイレットペーパーで強く拭き取る人がいらっしゃるようですがこれはよくありません。トイレットペーパーはこすって拭き取るのではなく押し当てて吸いとるのが良い方法です。強くこすったり拭き取ったりする摩擦はデリケートゾーンの黒ずみを引き起こす原因になります。
Q,布ナプキンやオーガニックナプキンが良いのは何故ですか?
A,膣は皮膚が薄く成分を経皮吸収しやすい為、自然とは対極にある紙ナプキンは、知らず知らずのうちに女性が持っている正常な子宮環境を乱してしまう恐れがあります。石油原料の紙ナプキンに比べ、子宮にとても優しく体に負担をかけにくいことで毎月のPMSが軽減したり、生理痛が軽くなって出血量を減らす効果も期待できます。
Q,出産すると膣の締まりが悪くなりますか?
A,出産を経験すると、膣がゆるむことがあります。妊娠中は、10か月かけて胎児や子宮が大きくなっていきます。その重量を支えているのが骨盤底筋であり、日ごとに負担が蓄積されていく状態に。そして、分娩の際に膣壁と骨盤底筋、膣の周囲の筋肉が大きく引き伸ばされ、ゆるみが生じるのです。ある程度は膣壁と筋肉は収縮して元の状態に戻りますが、収縮できなかった筋肉部分は伸びたままになり、膣の締まりが悪くなります。
Q,会陰ケアの仕方はどのようにすればよいでしょうか?
A,入浴後など体が温まっている状態で、会陰の回り(外陰部と肛門の周り)をマッサージします。粘膜になじみの良いオイルや美容液などを用いてマッサージするのが良いでしょう。膣や会陰の筋肉が柔軟になるだけでなく血行が良くなるので潤いが増し安産になる確率が高くなるとされています。
Q,会陰とはなんでしょうか?
A,会陰(えいん)とは、膣と肛門の間の部分のことを言います。出産の際はこの部分が伸びて出口が広がりますが、分娩時にこの会陰部が十分に伸びない場合には、ここが切れたり(会陰裂傷)、はさみで切って広げてあげます(会陰切開)。乾燥などをしているとこの部分が切れやすくなるため、日ごろから保湿ケアをしっかり行ってあげるのが肝心です。
Q,粘液とは?
A,粘液とは体内に侵入しようとする細菌やウイルスなどの病原体をからだの中に入れないようにブロックしたり体内に入ってしまった異物を体外に排出するために活躍する体液のことです。私達のからだを守ってくれる大事な要素です。そして膣から分泌される膣腋も同じような役割を持っています。
Q,粘膜が乾燥するとどのような症状がでますか?
A,膣の粘膜が乾くと、粘液が出ないことによって潤いや弾力性が失われ血行不良になります。そうなると膣壁が薄くなり粘液力は低下します。その状態では体はむくみや冷え性に陥りやすく生理痛がひどくなったり肌や髪、爪などにハリがなくなり一気に老化が加速します。そして病原体などの異物をブロックする力が弱くなる為感染にかかりやすくなります。女性特有の不妊症、更年期障害、うつなど精神面にも深くかかわってきます。
Q,VIOのムダ毛を剃るのに必要なアイテムは何ですか?
A,必要なアイテムはカミソリ or シェーバー(電気シェーバー) 又は(カミソリを使う場合は)シェービングクリームです。事前に短くハサミでカットをしておくことで剃毛した時にカミソリやシェーバーに毛が挟まって刃が肌にあたって出血したり肌が傷ついてしまうトラブルを防ぐことができます。小さめのハサミや先が丸まった鼻毛カット用のハサミを使うと安全にカットできます。 ※間違っても毛根から処理する毛抜や除毛クリームはデリケートな肌に負担がかかりすぎ、トラブルの原因ともなりかねないので注意が必要です。
Q,シェービング後に気をつけることはありますか?
A,シェービング後はしっかり保湿が大切!シェービングをするとムダ毛と一緒に肌の角質の一部も削ぎ落としてしまいます。ただ、 角質に含んでいた水分も取れてしまい乾燥しています。 肌荒れにならないようにデリケート専用のクリームや、美容液等でしっかりと保湿してください。
Q,どの方向に剃ればよいですか?
A,”Vラインのアンダーヘアは腕や脚の毛に比べ太いため、毛の流れに逆らって下から上に剃る「逆剃り」をすると毛が引っ張られた肌にカミソリの刃が当たって出血する危険性が高くなります。 必ず毛の流れに沿って、上から下に剃る「順剃り」で剃毛してください。 その後に肌の様子を見て仕上げとして下から上に剃る「逆剃り」をおこなうと深く剃ることができ、ツルツルの状態が少し長持ちします。”
Q,脱毛をするタイミングはありますか?
A,気になったときにできるだけ若いうちに脱毛することをおススメします。様々な脱毛方法がありますがレーザー脱毛をする場合は白髪になるとレーザーが反応しなくなる為アンダーヘアーが黒いうちに施術することをおススメします。
Q,良い状態の膣とはどんな状態ですか?
A,健康な膣は、冷えてなく、うるおいがしっかりとあり、やわらかで肉厚です。会陰もやわらかく伸縮性に富んだ状態でしまりが良いと言われるのは膣口や会陰が伸縮性に富んでいるという意味です。膣の中に指を入れると若さを保っている健康な膣は湿っているだけではなく、やわらかなデコボコやザラザラのある事がわかります。
Q,デリケートゾーンのケアはどの女性にも必要でしょうか?
A,女性としていつもでも輝くための最大のコツは膣周りのケアをする事です。膣周りを清潔に保ちきちんと潤いがある状態に保つことが何より大切な事です。しっかり粘液を出せる状態の膣にしておくことは免疫力を高めることにつながります。免疫力が上がれば健康でいることが出来ますし、粘膜は脳とつながっており精神面まで影響を及ぼしますのでいつまでも大らかで若々しさを維持することができます。
Q,デリケート専用ソープとボディソープの違いは?
A,通常のソープや石鹸は肌の汚れや脂を落とすため、合成界面活性剤などの化学成分を使用しているものが多いです。しかし、デリケートゾーンのお肌には負担が強く、また皮膚が薄いデリケートゾーンの肌の油脂を洗い流してしまうと、ひりつきや乾燥を招いてしまうのでデリケートゾーンにはよくありません。敏感なお肌にも安心して使えるように、デリケートゾーンに最適なpHやお肌に優しい洗浄・保湿成分などのデリケート専用ソープをおススメします。
Q,肥満により膣の締まりが悪くなると聞きましたが、本当でしょうか?
A,骨盤底筋は下半身にあるため、重力の影響を受けやすい筋肉です。肥満によってお腹の周囲に脂肪がたっぷり付いていると、その重みでより骨盤底筋に強い負担がかかり、衰えやすくなります。その結果、膣を締める筋力が低下して、締まりが悪くなってしまうのです。
Q,性交痛の原因を教えてください
A,性行為のときに女性が濡れるのは、膣内から膣分泌液がにじみ出るからです。膣分泌液にはペニスの挿入をスムーズにする潤滑剤の役割があるので、分泌量が少なくて十分に濡れないと、挿入時にこすれて痛みを感じやすくなります。緊張や不安、ストレスなど、精神的な要因で濡れないこともありますが、そういった要因がないのに濡れない状態が慢性化しているなら、膣乾燥症かもしれません。
Q,加齢で膣の締まりが悪化するのでしょうか?
A,個人差はありますが、加齢によって筋肉は減少し衰えていきます。筋肉だけでなく、皮膚の弾力をになうコラーゲンも減少するため、皮膚にハリがなくたるんでしまうのです。顔や二の腕、太ももなど、たるみが目につく部位には意識が向きがちですが、筋肉とコラーゲンの衰えは全身で進行します。子宮周りは90%エラスチンで出来ており40代になるとエラスチンの生成が消失してきますので潤いが保てなくなりバリア機能も低下し冷えやすく拘縮してきます。その為骨盤底筋が衰え加齢によって膣がゆるみ、締まりが悪くなるのです。
Q,頻尿や尿漏れを予防する方法はありますか?
A,女性は、男性よりも尿道が短いため、尿失禁が起こりやすいのですが病院で病気ではないと言われたら骨盤底筋群の衰えをうたがいましょう。重いものを持ったりセキやくしゃみをしたときなどに尿がもれるのが腹圧性尿失禁です。頻繁に尿意をかんじて何度もトイレに行きたくなるのが過活動膀胱です。ケアをしないと膀胱溜、子宮下垂などになる可能性があります。不健康な太り方をすると胃や腸だけでなく膀胱の機能も低下するので食生活を見直して腸を健康にする必要があります。
Q,性欲低下や不感症をなおすためにはどうしたら良いですか?
A,性欲がわかないという方は、股関節や坐骨結節のあたりが硬くなっていることが多い様です。その部分にオイルを塗って入浴したり、可能であればパートナーにほぐしてもらいましょう。体が温まり硬さが取れるだけではなく心も同時にほぐれてきます。
Q,姿勢が悪いと膣が緩むと聞きましたが、本当ですか?
A,背筋をピンと伸ばすと、同時におしりの筋肉が引き締まり、ヒップアップを実感することがあるでしょう。反対に、常に前かがみの姿勢をとっていると、膣やおしりの筋肉がほとんど働いていない状態になります。筋肉は、使わなければ次第に衰えてくるもの。そのため、膣の締まりも悪くなってしまいます。
Q,粘液力を上げてくれる食材は何ですか?
A,冷たいものや添加物の多いものをたくさん摂取しているような食生活は要注意です。無理なダイエットもおススメできません。膣周りの健康が維持できないばかりか、からだのあらゆる部分に不調や不具合を招くことになります。特に有効に働いてくれる食材は、不妊の原因なる多嚢胞性卵巣症候群や生理不順に良い「まいたけ」、粘膜の健康を維持する「海苔」、良質な睡眠をとる「ブロッコリー」、エストロゲンと似たような働きをする「大豆製品」、粘膜や粘液分泌をサポートしてくれる「発酵食品」、細胞を活性化させたり血管を若返らせるオメガ3系・6系のサプリやオイル又はかぼちゃの種もおススメです。
Q,膣トレのメリットを教えてください
A,現代の日本では、40代女性の43.9%が尿漏れを経験している状況です。骨盤内の血液やリンパの流れが良くなり、子宮や卵巣の環境を整えてくれます。骨盤の歪みが矯正され、内臓が正しい位置に戻り、便秘や冷え、むくみの改善し、尿漏れや失禁、子宮脱の予防など、体に様々なメリットがあります。
Q,膣周りのケアは何故必要ですか?
A,膣周りのケアをしなければ、ムレやかゆみの症状からホルモンバランスが崩れてPMS(月経前症候群)がひどくなったり膣の委縮によるセックスレスになる事も。そして尿漏れや子宮脱などの病気を引き起こし、精神のバランスも崩しやすい状態になる事もあります。とても大切な事だからこそ、膣周りのケアの仕方について正しい知識も持って頂くと嬉しいです。
Q,糖質の取れすぎは子宮周りに影響はありますか?
A,砂糖や甘味料がたっぷり入った食品を摂りすぎると、胃腸の消化機能が低下して血統コントロールが不安定になります。その結果、自律神経系も不調になり、血行が悪くなって膣や会陰さらには骨盤内の臓器や下半身・腰まわりは冷えて老廃物がたまりやすくなってむくんだり、たるんだりするのです。
Q,膣や会陰が冷える原因となる代表的なものは何でしょうか?
A,膣や会陰が冷える原因となる代表的なものと言われているものはブルーライト、夜更かし、ストレスや緊張、冷え性、体に負担をかける食事、砂糖の摂りすぎ、セックスレス、呼吸が浅いなど現代女性のほどんどの方が当てはまるものが多いかと思います。
Q,膣に良い睡眠とは?
A,夜12時を過ぎてからの睡眠は眠りが浅くなりがちです。妊婦さんじゃなくても夜更かしが続くと気が衰え、体がたるんできます。そうなると膣の筋肉も同時にたるみ、膣のしまりも悪くなることにつながります。生命のエネルギーである気は夜10時から2時の間に充電されるのでできる限り黄金タイムに睡眠をとれる様自然のリズムに合わせて生活する事がとても大切です。
Q,ブルーライトは女性の大敵?
A,パソコンやスマートフォンで使われている光には、太陽光に近いブルーライトというものが含まれています。そのため夜、太陽が沈んだ後にパソコンやスマートフォンを見ているとホルモンのバランスが乱れる可能性があります。女性の健康にとってホルモンバランスは非常に大切なので寝る前は出来るだけパソコンやスマートを見ない様にすることをおススメします。目を使いすぎると、骨盤内の血流も悪くなりしだいに、子宮周りは冷えて、乾いたり、硬くなったりします。結果的に骨盤底筋も衰えてしまう事につながります。
Q,子宮脱について教えてください。
A,骨盤臓器脱とも言いますが、骨盤の中におさまっている「膀胱・腟・直腸・子宮」が本来の位置から下がり、症状が進行すると腟の外に出てしまう病気のことです。年齢的に50才以降の方に多くみられます。30〜40代で臓器脱まで進むケースは少なく、閉経後の急速な筋力低下により、臓器脱へと進行するケースが多いと思います。
Q,子宮頸がんを引き起こす「ヒトパピローマウィルス」はどのようなものですか?
A,比較的感染しやすいヒトパピローマウィルスですので、感染しても免疫力が十分にあれば、自然消滅するウィルスです。免疫力を保つこと、低下させない事に気をつけて頂きたいと思います。常にデリケートゾーンを清潔に保ち、保湿をし、自浄作用を高め、感染してもウィルスが死滅するように免疫力を高めておくよう日々の生活の中で気をつけていきましょう。
Q,子宮腟部びらんについて教えてください。
A,子宮腟部びらんの方の大半が自覚症状が無いことが多いです。特に、これ自体が病気ではないので、即座に治療が必要という訳でもありません。ただし、分泌物を出すびらん部分の面積が大きいため、おりものが多い、黄色いなどの症状がある方もいらっしゃいます。また、びらんの部分は感染や刺激に弱いため、性行為の時に痛みがあったり、出血がおこったりすることがあります。
Q,抗生物質を服用したときに膣回りのトラブルが起きやすいというのは本当でしょうか?
A,抗生物質を服用した時は注意が必要です。特に、カンジダ菌は女性なら誰でも常在する真菌の一種です。このカンジダ菌が常に膣内の乳酸菌と戦っています。通常であれば乳酸菌の方が優位なので、乳酸菌がカンジダ菌をやっつけてしまい、影響を受けることはありませんが、抗生物質を服用すると乳酸菌までもやっつけられてしまい、カンジダ菌が繁殖しやすくなると言われています。
Q,PMS時のケアで気を付ける事はありますか?
A,月経の2週前から続く精神的、身体的症状のことをいい、月経が始まるとともに減ったり消えたりします。症状が現れるとお肌が荒れたり、過敏になることがあります。特にこの時期は普段より念入りに保湿を行い締め付けの強い下着などは避け、お肌に刺激を与えないように心がけましょう。
Q,PMSの症状を緩和する方法はありますか?
A,月経前は黄体ホルモン増加の影響で、だるさ、むくみなどが出やすい時期です。食事面では、バランスの良い食生活を心がけることはもちろん、塩分や刺激物、糖分の多いものはとりすぎないようにしましょう。ビタミンB群やミネラル、ブラックコホシュなどのハーブ類、女性ホルモンに似た働きをするといわれるイソフラボンが多く含まれる大豆製品や、サプリメントで補ってもよいでしょう。日常生活に支障が出るようなら、我慢せずに婦人科に相談をし症状に合わせた対処療法の他に、漢方薬やピルでホルモンバランスを調整する治療法もあるのでご自身に合った選択をおススメします。